■ 新登場:PLL833M (2022.10月下旬発売予定、PLL833Lの後継版です。)本体価格(税込単価:送料別)は20,000円、操作表示器はAUX5C-0などが適合します。
PLL833Mカタログ PLL833M取扱説明書
PLL832Mカタログ PLL832M取扱説明書
PLL833MはPLL833Lにポストアンプを追加内蔵したものです。内蔵の0.5ppmTCXO(外部同期自動切換)は30MHzとし、
価格抑制のため、過逆電圧保護用のU1,U11は未実装に、付属品も取り付けネジと電源コードのみにしました。
また、ご要望により、コネクタCN1はサイド形(S7B-XH-A)にしました。
図では金フラッシュのように見えますが、実際のプリント板は半田仕上げです。
RF出力は、CN6への1出力のみです。ポストアンプの追加により、+4dBm@6GHz(消費電流0.31A)が得られますが、発熱量も増大しました。
アルミ板(100x160x1mm)に取り付ければ、6GHzではチップ表面温度は45℃程度(室温25℃にて)になります。
周波数が低くなるにつれて消費電流は増大し、0.35Aほどになります。
残念ながら主要チップのHMC833は7月で廃番となりましたので、HMC833の市中在庫限りとなります。(特注水晶の在庫も少量です)

PLL833M 外観:部品面

PLL833M 外観:半田面

PLL833M 実装例:部品面

PLL833M 実装例:半田面

PLL833Mの出力プロット(25MHz~6GHz)、黄色:CN6 930MHz付近にディップが見られます。3GHz以下ではアッテネータ設定で絞るのが望ましいでしょう。スイープモードでは3GHz以下で-6dBとしてあります。

PLL833Mの位相雑音特性(C/N @6GHz)

PLL833M 試作品をアルミ板の上に取り付けた様子

PLL833M ヒートシンク?が追加されました。